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2次3次ベッセルフィルタ 特性周波数とカットオフ周波数の関係 [電気回路]

ネットの情報で
ベッセルフィルタ
(通過域で群遅延特性が優れており(一定)、
パルス波形などの波形再現性を
重視する場合に利用される)
を勉強していて、

カットオフ周波数(-3dB 1/√2 の周波数)での特性式が書いていない。
特性周波数(特性角周波数)という周波数で定義されている。
この記事時点でのWikipediaは特性周波数のことをカットオフ周波数と
書いており間違っている。

特性周波数とカットオフ周波数の関係(係数)を
2次と3次ベッセルフィルタの
伝達関数から求めてみた。

3次ベッセルフィルタの場合、3次方程式が出てきたので、
数値的に解いた。
というかExcelのゴールシーク機能を利用した。
2分法のアルゴリズムでソフトでやってもよかったが
Excelを利用した。

Excelのソルバー機能でも解ける。
ソルバー機能で連立方程式も解けるので
数値計算にExcelは使えると思う。
数値計算のアルゴリズム(ガウスの消去法等)を
知らなくても、連立方程式が解けてしまうということ。


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7値出力矩形波(3次5次 7次高調波0) [電気回路]

3次 5次 7次高調波が0になるような7値矩形波を求めてみた。

5値の時と同様に正弦波を等間隔で
サンプルホールド(1周期12サンプル)したものになっている。
9次高調波成分も0である。

5値と7値の結果より
9値の場合は
3次5次7次9次11次13次高調波が0になるような気がする。

2m+1(mが2以上の整数)値出力の時の場合
という条件で一般的な条件式が導出できるかもと
思われる。

細かくサンプルホールドしていけば、
高調波成分が減り、
階段波から、正弦波を得る場合の
ローパスフィルタの次数(減衰の急峻さ)
が小さくて済むというだけの話だが。

手計算の理論計算でなくても

確認する方法は便利な世の中なので
いろいろあるかと思います。

・回路シミュレータを使う。
・Excelを活用する(VBAやソルバーとか)
・数値計算をソフト(VB C#等)で実現させる。
・実験してみる。
  ファンクションジェネレータの任意波形出力機能で
  階段波を生成して
  オシロスコープのFFT機能で高調波成分を測定する


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